ランニング
ランニングモードに切り替え、スマホやウォッチでランを計測したり他のアプリの記録を取り込んだりし、ペースゾーンとマイコースを使う方法です。
ランニングモードに切り替える
ホームのヘッダー右にある2つのボタンでランナーの側をタップすると、アプリ全体がランニングモードになります。メニューのトレーニングモードの行からも切り替えられます。
- ホームのヘッダー右のダンベル・ランナーのボタンでランニングをタップします。
- 筋トレに戻すには、同じボタンの筋トレをタップします。
- ホーム:今日のランのカード、その下のコース欄、今週の距離と過去8週のバー、マイコース・ペースゾーン・週間プランへのショートカット、最近のラン。
- 記録:ランのみの表示で開き、すべての運動に切り替えられます。
- 統計:ランの欄だけになります。筋トレの統計は、いちばん下の筋トレの統計は筋トレモードで・筋トレモードで見るの行から筋トレモードで見ます。
- コーチ:タブ全体がランニングコーチになります。
- メニュー:マイコース、ペースゾーン、ラン設定の行が加わります。
モードが変えるのは画面だけです。記録・処方・ヘルスケアのデータは筋トレとひとつにつながっています。筋トレの予定がある日はホームに今日は筋トレの日です・筋トレモードで見る
と表示されます。進行中のワークアウトがあると進行中のトレーニングがあります。終わってから切り替えられます。
と表示され、切り替わりません。選んだモードはアプリを開き直しても残ります。
ランを始める
ランニングモードのホームで今日のランのカードのランを開始をタップし、ランの種類と計測する機器を選びます。
- ホームで今日のランのカードのランを開始をタップします。
- いちばん上のカードは今日の処方(なければおすすめ)です。そのままランを開始をタップするか、下からフリーラン・タイムトライアル・コースラン・トラック・トレッドミルなどの種類を選びます。
- 計測する機器でスマートフォンかウォッチを選びます。
- スマホで初めて屋外を計測するとき、位置情報の許可を求めます。アプリの使用中の位置情報を許可します。
スマートフォンはスマホの衛星測位で計測し、画面を消してもそのランが終わるまで計測を続けます。トレッドミルは位置情報を使わず歩数で距離を見積もります。タイムトライアルは全力で走ってペースゾーンを決める日です。構成トレーニング(閾値・インターバル・坂のステップ案内)とレース(目標タイムのペースとゴール予想)はPROです。ウォッチで計測する方法はウォッチで走るにあります。
ラン中の画面と音声ガイド
ラン中は距離と現在のペースが大きく表示され、その下に勾配補正ペース・心拍・ケイデンス・ラップ・上り・平均ペースの欄が並びます。
- 上部に計測している機器(スマートフォンで計測中など)と位置情報の状態(GPS検索中など)が表示されます。
- 目標のあるステップでは目標のバーが範囲内・速すぎ・遅すぎを知らせます。
- ラップで自分でラップを切り、一時停止・再開・終了を使います。構成トレーニングでは次のステップで次へ進みます。
- コースを走ると残りの距離と過去の自分より前か後ろかが表示され、外れると
コースを外れました
と知らせます。
音声ガイドはラップ・ステップ・範囲外・コース外れをイヤホンで伝えます。スマホで計測するときはスマホから流れ、ウォッチで計測するときはウォッチが振動で知らせます。メニュー → ラン設定で音声ガイド、オートポーズ、オートラップ、現在ペースの計算幅を変えます。オートポーズをオンにすると、信号待ちのように立ち止まった時間は数えません。
結果と指標の根拠
終えると、走った道の地図、距離・時間・平均ペース・上り、スプリット、分析が表示されます。指標をタップすると式・根拠・限界を見られます。
- スプリット:区間ごとのペース・心拍・勾配。区間の勾配補正の値はPROです。
- 分析 PRO:勾配補正ペース、心拍ドリフト、心拍負荷、セッション負荷、ケイデンス、地形。
- どのくらいきつかったですか?:1〜10から選ぶと、セッション負荷とフィットネス・疲労の計算に入ります。
- 地図の下の欄のコースとして保存でこの道をコースとして保存し、同じ欄の友だちに送るですぐ送ります。知っているコースを走ったときは自己ベストとの差が表示されます。ファイルに書き出すでGPXファイルをほかのアプリに送ります。
勾配補正ペースは平地だったらどのくらいかを見積もった値で、下り坂の得を大きく見積もる限界があります。心拍ドリフトは前半と後半の効率を比べるもので、強度が一定の20分を超えるランでだけ計算します。今回の記録が基準記録に使えそうなら基準にするボタンが表示されます。過去のランは記録からタップしてもう一度開きます。
まとめのすぐ下の記録を飾ってシェアをタップすると、ルート・スプリット・写真の上・ステッカーのカードを作ったり飾ったりしてInstagramのストーリーズにすぐ投稿できます。共有カードを選ぶをご覧ください。
他のアプリのランを取り込む
ランニングモードのホームのいちばん下にある他のアプリのランを取り込むで、他のアプリやウォッチが書き出したGPX・TCXの記録ファイルを選ぶと、ランの記録ができます。
- 他のアプリやウォッチのアプリで、ランをGPXかTCXのファイルに書き出してスマホに置きます。
- ランニングモードのホームのいちばん下にある他のアプリのランを取り込むをタップし、ファイルを選びます。
- 結果画面が開いたら、アプリで計測したランと同じように記録を飾ってシェアで共有・カスタマイズします。
ランとして取り込めるのは時刻の入った記録ファイルだけで、ファイルに心拍・ケイデンスがあれば一緒に読み込みます。時刻のないコースファイルを選ぶと時刻入りのランファイルだけ取り込めます。コースファイルはコースから取り込んでください。
と表示されます。コースファイルはマイコースを作る・取り込むから開きます。同じ時刻に始まった記録をもう一度取り込んでも新しくは作らず、すでにある記録を開きます。ほかのアプリがヘルスケアに書き込んだランは、ファイルなしでヘルスケアから入るランとして取り込めます。
基準記録とペースゾーン
最近の記録をひとつ基準記録として入れると、イージー・マラソン・閾値・インターバルのペースと予想タイムが決まります。
- メニュー → ペースゾーンを開きます。ランニングモードのホームのペースゾーンショートカットからも開けます。
- 記録を入れるをタップし、3km・5km・10km・ハーフ・フルマラソンから距離を選んでタイム(分:秒)を入れます。
- 予想タイムと心拍ゾーンの基準(最大心拍または閾値心拍)を確認します。
ペースはダニエルズとギルバートの酸素コストの式(VDOT)で計算し、このペースの算出方法で式と出典を見られます。記録がなければタイムトライアルで測るか、ランの結果の基準にするをタップします。入れてから8週たつと、もう一度測るようにお知らせします。
ランニングコーチ
ランニングモードでは、コーチタブ全体がランニングコーチになります。いちばん上のカードで今日走るものとその理由を見て、そのままランを開始をタップします。
- ランニングモードでコーチを開きます。見出しの下に
ランニングコーチ・筋トレと連動
と表示されます。 - いちばん上のカードで今日(ハイブリッドプランのその日の処方)かおすすめ(プランがないときにすすめるラン)を確認します。
- カードに付いた理由を読み、ランを開始をタップします。
- 理由:下半身の回復のために軽くしたとき、過去30日の最長ランの110%の上限に合わせたとき、基準記録がないのでタイムトライアルをすすめるとき、最近の記録に合わせて減らしたときに1行ずつ付きます。
- 脚の回復:下半身の筋トレ記録がなければ回復は考慮しません。下半身の回復が70%未満か、昨日下半身を強く鍛えたら、ポイント練習をイージーランに変えるよう知らせます。
- ペースゾーンと1回の距離上限:ペースゾーン、今週の距離と1回の距離上限を見られます。
- 筋トレと並行して走るとき:直近30日の筋トレと直近7日のランの両方があると、直近7日に走った日数・時間を知らせます。筋トレと連動した処方をご覧ください。
- 今週のランプラン PRO+:無料ではロックされた行として表示されます。PRO+ではコンディションチェックと栄養のカードも見られます。
ブロックプランやボリュームのような筋トレのコーチングは、ランニングモードのコーチにはありません。いちばん下の筋トレのコーチは筋トレモードで・筋トレモードで見るの行をタップすると筋トレモードに切り替わります。ランニングコーチを初めて開くと、紹介の吹き出しが一度だけ出ます(ガイドをオフにしていても一度出ます)。iPadを横向きにすると、左のメニューの回復の項目は脚の回復に、コーチの項目は今日のラン処方・週間プランに変わります。
筋トレと連動した処方
1回のランの距離は、過去30日の最長ランの110%以内をおすすめします。週間ランプランを使うと、下半身トレーニングの翌日のポイント練習をイージーランに変えます。
過去30日の最長ランの110%以内にしました
:5,200人を18か月追った観察研究で、この線を超えたランのけがのリスクが高くなっていました。自分で延ばしても止めず、知らせるだけです。いまの上限は統計の1回の距離上限にあります。昨日の下半身トレーニングのため軽めにしました
PRO+:筋損傷の2日後に30分ランのタイムが約4%遅くなったというランダム化試験に従います。変わった日だけ、今日のカードに理由が1行つきます。基準記録がないか古いため、タイムトライアルをおすすめします
:基準記録がないか古い場合は、プランの最初のポイント練習をタイムトライアルに変えます。脚がまだ回復していません
の画面:脚の回復が70%未満か昨日下半身を強く鍛えた日に、プランなしでポイント練習(閾値・インターバル・坂。構成練習はPRO)を選ぶと、開始前に表示されます。イージーランに変える、ペースを4%落として行う(区間・反復はそのまま)、予定どおり走るから選びます。筋損傷の48時間後に30分の記録が約4%遅くなったというランダム化研究(Marcora 2007)に従います。- 筋トレの後のラン:筋トレを終えてから6時間以内にランの開始画面を開くと、いちばん上に間隔の案内が出ます。筋トレ直後の有酸素運動は筋力の伸びがもっとも小さく、研究者は6時間未満の間隔を避けるよう勧めています(Robineau 2016)。
- ランの後の下半身:走ってから8時間以内に筋トレのホームを開き、今日のルーティンに下半身があると、今日のカードに「下半身の回数が減ることがあるので重量はそのまま」という行がつきます。重量・セットは変えません。有酸素運動の4・8時間後にレッグプレスの回数が減り、24時間後には差がなく、上半身には影響がなかったという研究(Sporer・Wenger 2003)に従います。
- 筋トレと並行して走るとき:直近30日の筋トレと直近7日のランの両方があると、ランニングコーチと筋トレのコーチにこの行が出ます。直近7日に走った日数・時間とともに、持久系トレーニングの頻度・時間が増えるほど筋力・筋肥大の伸びが小さくなったというメタ分析(Wilson 2012)を知らせます。決まった基準値はありません。
週間ランプランは、ランニングコーチの今週のランプランにあるラン中心の週間プランを作るから作ります(PRO+)。筋トレの日と重ならないようにイージーとポイント練習を分け、筋トレの処方はそのままでランの配置だけを動かします。
マイコースの作成と取り込み
ランニングのホームのコース欄に、マイコースが最近走った場所から近い順に並びます。ランの結果からワンタップで保存でき、過去のラン・地図に描く・ファイルからも作れます。
- ランを終えた結果画面の地図の下でコースとして保存をタップすると、すぐにコースになります。名前はランの名前が付き、コース画面で変えられます。
- ほかの方法は、コース欄の最後のカードかメニュー → マイコースのコースを作るから過去のラン、地図に描く、ファイルのどれかを選びます。
- コース画面の最初にあるこのコースを走るをタップするとコースランの画面が開きます。計測する機器でスマートフォン・ウォッチを選んで走ります。
同じ道を2回走っても自動でコースになります。マイコースではすべて・受け取ったコース・周回・距離のチップで絞り込めます。近い順は位置情報の許可を別に使わず、いちばん最近のランを始めた場所を基準にします。コース画面の競うタイム欄は自己ベスト・受け取った記録・最新の記録を速い順に表示し、コースを走るとその記録と勝負します。ウォッチを選ぶとウォッチにコースの線が表示され、外れると振動します。地図に描くは地図をタップして打った点を直線でつなぎます。地図を使えない版ではこの項目は表示されません。ファイルはGPXとTCXを開けます。ほかのアプリで走った記録を丸ごと取り込むにはほかのアプリのランを取り込むを使います。コースの一部をマイ区間として決めて、その区間の記録だけを見るのはPROです。
位置を隠す
走った道から作ったコースを送るときや、ランをファイルに書き出すとき、スタート・ゴール付近をランダムな長さで切り取ります。自宅や職場の周辺は非公開エリアにしておけます。
- メニュー → ラン設定を開きます。
- 共有時にスタート・ゴールを隠すで隠す距離を選びます(初期値は200m)。選んだ距離に0〜200mをランダムに足して切り取ります。
- 非公開エリアの最近のスタート地点周辺を隠すをタップすると、いちばん最近のランを始めた場所の周辺を隠します。
隠す円の中心は実際の位置から少しずらして一度だけ決めるので、何度送っても平均を取って場所を割り出しにくくなっています。自分で描いたコースは実際に走った場所ではないため、描いたとおりに送ります。自分の端末の中の結果の地図と記録は隠さず、そのまま残ります。
ウォッチで走る
Apple Watch、Galaxy Watch、Garminウォッチで計測できます。開始画面でウォッチを選び、ウォッチで開始します。
- 先にウォッチをつないでおきます。
- 開始画面の計測する機器でウォッチを選び、ランを開始をタップします。
- スマホに
ウォッチで開始してください
と表示されたら、ウォッチのFitBoostで開始します。
ウォッチはペース範囲・ステップ・コースの線を表示し、範囲を外れると振動で知らせます。Apple Watchは次のステップの5秒前にも振動します。終わると記録がスマホに届きます。Garminウォッチの衛星設定はメニュー → ラン設定 → 衛星設定(Garmin)で選び、最高精度はバッテリーを多く使います。ウォッチには別のモードはなく、スマホで選んだランを表示します。
ランニングの無料と有料
計測はすべて無料です。PROは記録を読み解く分析と構成トレーニングを、PRO+は筋トレの回復に合わせた週間ランプランを加えます。
- 無料:スマホと3種類のウォッチでの計測、リアルタイムのペース・心拍、オートラップとスプリット、基準記録・ペースゾーン・予想タイム、マイコース(同じ道の検出・描画・ファイル・受け取り)、リンク・QRコード・ファイルでの送信、GPXの書き出し、他のアプリのGPX・TCXのラン取り込み、非公開エリア、ヘルスケアへの書き込み、1回の距離上限、指標の根拠、ランニングコーチ(今日の処方と理由・脚の回復・ペースゾーン・今週の距離)。
- PRO:勾配補正ペース・心拍ドリフト・心拍負荷・セッション負荷・臨界速度、筋トレと合わせたフィットネス・疲労、構成トレーニング(閾値・インターバル・坂のステップ案内)、レース当日モード(目標ペーサー・ゴール予想)、コース内のマイ区間の記録。
- PRO+:筋トレの回復に合わせたラン中心の週間プラン(下半身トレーニングの翌日を軽めにする調整を含む)、ランニングコーチのコンディションチェック・栄養のカード。
ロックされた欄には鍵のマークがつき、タップするとFitBoost PROの画面が開きます。サブスクリプションが終わっても、すでに計測した記録の分析値は消えず、隠れるだけです。ラン中の画面には広告を入れません。
解決しない場合は della.kimko@gmail.com までご連絡ください。機種とアプリのバージョンを添えていただくと早く確認できます。